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弱小個人サイト物書きの生存戦略を考える

どうやったら小説を読んでもらえるのか?を考えたメモしてみました。

多分行動すれば読んでもらえそうな気配があるので、戦略を練っています。

割とゲスなのは自覚してるし、だいぶイキってるのはご愛敬。

目次

前提

創作は嗜好品

創作はぶっちゃけ無くても生きていけるけど、あると生活が豊かになる部類……、すなわち嗜好品の部類になるのではないでしょうか。

そのため、創作でWeb小説で積極的に検索を掛けてファンになる人は少ないし、TLに流れてきたら読む程度の人が多いと思います。

ここを頭に入れておかないと「私の作品を絶対読んでもらえる!」って意気込んでしまい、現実見て落ち込んでしまいます。

私のことですが。

読者は自分が思ってるほどまじめに読んでくれない

ここも勘違いしてる人が結構多いのですが、Web小説にしろ動画にしろ真剣に見てる人はほとんどいません。

実際のんびりしてるしてる時の自分を想像してほしいのですが、ネットの小説とか動画を見るときは、基本流しながら見てる時が多いのではないでしょうか。

ベッドにごろごろしながら適当にスマホで見てたりとか、心当たりがある方多いと思います。

中にはまじめに読む人はいると思うが、そういう人はコアなファンである(読者の1割いればいいほう)ことが多いです。

そして、まじめに読んでないからこそ、ちょっとでもつまらない・不愉快なところがあったらすぐ離脱する傾向があります。

(段落の構成・WebもしくはUIデザインの関係で文章が読みにくくなってしまい、サイトから離脱するもありえますが)

流入経路(自サイトに来てもらう方法)を考える

検索流入はほぼないと思え

いわゆるGoogleとかBingで検索をしてサイトを見つけてもらう方法です。

(二次創作などでよくある検索避けは別の話だからいったん脇に置いておきます)

普通のブログや情報サイトだったらこの方法が有効ですが、創作サイトはほぼ検索から来ないと思っていいです。

たとえば「悪役令嬢に転生する話が読みたい」と思って、Google検索で小説を探すことはめったにないと思います。

そういう人たちはそもそもGoogle検索をかけずに小説投稿サイトにいくことが多いのが一番の要因。

小説投稿サイトで書く手もありますが、『作品が埋もれやすい・デザインをいじれない』欠点があるので、私はすぐに撤退しました。

しいて検索をかけるなら作者の名前やサイトの名前を「指名して」検索する場合でしょうか。

私だったら「相戸ゆづな」や、サイト名である「ヒツジの創作小屋(仮)」で検索される状態ですね。

ここまで行くには「すでに名前やサイトが他の人に知られている状態」であることが前提で、年月と知名度がいります。

……それができたらいいんですけど、当面は難しそうですね。

検索流入がないとアクセスが激減することを心得る

このブログのアクセス流入は「検索流入>直接(もしくはMastodon経由)>他サイト(Misskey系列含む)>集合型SNS(Twitterとかの従来のSNS)」の比率になっています。

大体9割ほど検索で来てることが多く、この数字を差っ引くと悲惨な数字が出てきます。

11月のアクセスユーザー(PVではない)が「検索(759)・直接(91)・他サイト(9)・集合型SNS(1)」で、合計は860人/月になります。

この数字から検索のユーザーを引くと、100人/月いるかどうかというラインになります。

そのくらい検索されないことによる弊害はでかく、創作サイトのアクセス難易度が見て取れる瞬間でもあります。

100人/月を毎月安定して確保できてたら、その創作サイトはかなり繁盛してるほうなんじゃないかな、と私は思っています。

となると、SNSで流入してもらうしかない

そうなると、次に考えられるのは「SNS」を経由したアクセスがメインになってきます。

更新したらみんなに教えて、サイトに来てもらうやつです。

知らない人の作品はあまり読もうと思わない

実際にSNSで生活してると実感すると思いますが、基本興味がある人が更新したから読むくらいで、知らない人の作品はあまり読もうと思わない(むしろノイズ)人が多いです。

たまにバズ狙いで投稿する人がいますが、ぱっと見で目を引くイラストはともかく、小説になるとバズ狙いは難しい。

となると、交流しながら読んでくれそうな知り合いを探すしかありません。

ただこれをやりすぎると弊害もでてきます。

  • 知り合いが読みたい作品を書く(自分の書きたい作品がわからないor書けなくなる)
  • 交流に時間を割かれやすい
  • 交流関係で体力やメンタルを奪われやすい

こういう症状が出てくる可能性があるのでほどほどに。

意外と「更新情報だけ」ほしい人はいる

技術ブログを「ActivityPub」プラグインを導入して思ったのが、「私をフォローしてない人がAPプラグインを経由して登録」してくれる人が意外といます。

私のSNSアカウントを知らないのもあるかもしれませんが、「私の日常・つぶやきはどうでもいいけど更新情報は知りたい」人が一定数いるのでは?と私は仮定しました。

なので更新情報だけ流すアカウントだけ分けるのもありと思い、創作サイトにも「ActivityPub」プラグインを導入しました。

サイトに来てもらったら、作品を読んでもらう方法を考える

いくら小説が面白くても、サイトが微妙だったら離脱される可能性があります。

作品までのクリック・タップ数をいかに減らすか

通販サイトとか考えてくれればわかりますが、ほしい商品ページがなかなか出てこなくて嫌になりませんか?

それと同じで、いかに素早く読んでもらうかを考える必要があると私は考えています。

とくに現在の創作サイトはスマホだと作品ページのタップ数が2タップ多いので、その辺を改修したいです。

スマホで読んでる人のことを考えよ

このご時世、スマホでゴロゴロしながら小説を読んでる人もいると思います(2回目)

その人たちのためにも、読みやすい・見やすいサイトを作らなければいけないなと痛感しています。

  • 改行の位置(スマホで書籍の改行法でやると画面が圧迫する)
  • 行間の調整(line-height)
  • 読みやすいフォントやフォントサイズ

などなど。

某大手サイトはその辺を意識してないデザインで、私はそれが嫌で個人サイトを立ち上げたのもあります。

「スマホだとフォントが小さい・改行の仕方が悪くて画面を圧迫してる」なんてこと、結構見かけます。

1行ずつ改行してるパターン

段落ごとに文章を固める

この辺はアフィリエイトブロガーがめちゃくちゃ気を使ってるので、一度意識して見てみるといいかもしれません。

とにかく短篇小説を書く

  • 小説を書くハードルを下げる
  • 更新頻度を上げて、アクセスしてもらう率を増やす
  • 書いて文章力を身に着ける
  • 長編小説を読んでもらう布石にする

上記3つは言わずもがな、最後のやつだけ詳しく説明します。

長編小説は書くほうも読むほうも体力がいる

読者も長編小説になると、設定や登場人物を覚えるのが大変です。

そして更新までの待ち時間やプレッシャーを考えると、長編小説をメインに添えるのはしんどい部分があります。

そのため、短編小説をメインにしつつ、長編は読んでもらえればラッキーくらいの感覚でいようかなと思います。

そういう意味では「更新頻度をこまめにしてたくさん来てもらえるようにする」戦略になっちゃう部分はありますが……。

まあ小説投稿サイトみたいに毎日投稿するプレッシャーがないだけ十分ましですけどね。

最後に

とかまあいろいろ書きましたが、結論はあれですね。

「さっさと書け」

ということで、サイトとサイト更新用アカウントを置いてこの辺で終わりますね。

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