こんにちは、相戸ゆづなです!
私はライフログを一年間記録してきました。
しかし、毎日記録し続けたというわけではなく、何度も挫折することがありました。
今回は私の失敗談を元に、失敗する原因と続けることを書いていきたいと思います。
ライフログを数日続けては挫折する
だいたい1週間から10日ぐらい記録して、しばらく放置するパターンが多かったです。
そのパターンを10回ぐらい続け、累計で100日から120日くらい書きました。
しかも、ライフログをすべて記録していなくて、日によって書く項目にムラがありました。
全部の記録を書いた日、日記だけの日、タスクだけを書いた日……などなど。
すべての記録を書いた日は、多分1/3以下だと思います。
なぜライフログを挫折したのか?
結論から言うと、以下の二点が挙げられます。
- 完璧主義すぎた
- 何のためにデータをつけているのか把握してない
結局「なぜつけているか考えないで大量のログをつけていたから、自分の負担になっていた」だけでした。
ライフログと完璧主義
私の場合、空白ページがあると嫌になる習性があります。
- 自分手帳やほぼ日手帳など「毎日ページが決まっているもの」
- ObsidianやLogseqなど「毎日自動でページが作れるもの」
これらのシステムで1日でも書かなかった日があると、すごく萎えてしまうんですよね。
「なんでこの日は書かなかったんだろう」
「また最初からやり直し」
「なんで毎日記録することができないんだろう」
と自分を責めてしまった結果、やる気をなくして次の記録も書かなくなる悪循環に陥ってました。
未達成タスクも萎える
これも完璧主義の弊害の1つで、未達成タスクがあると萎えてしまいます。
あるタスクを次の日に回し、それ以降ももそのタスクが残っている。
この状態がすっごい嫌で「また私やらなかった」と責めてしまうんですよね。
また、調子いい日を基準に考えてしまうので、「前は7個タスクを消化できたのに、今日は3つしかできなかった」と考える日もありました。
(もっとも、私の場合は調子いい日を警戒すべきことに気づきましたけど。そこからメンタルが崩れやすい……)
細かく記録をつけすぎる
ライフログというと、たくさんのデータを取って振り返ろうとしてしまいがちです。
私の場合は以下のようなものを取ろうとしていました。
- その日のタスク
- いいこと日記
- 体重・気分・睡眠時間
- タイムスケジュール
これらをすべて記録し、時にはグラフ化して可視化を行いました。
でもこれ、私にとってすごく負担で、挫折する原因にもなりました。
なんのためにデータを付けているのかわからない
結局、何のためにデータをつけているかわからないからこそ、闇雲に記録を付けてしまいます。
細かく記録しすぎて疲れる・記録を付けるわりには見返さない、それってすごくもったいないことですよね?
私の場合、見返した記録が「最後にいつこの行動をしたか?」というものだけでした。
最後に私室を掃除した日・化粧品を買った日……、このデータだけが必要だったのです。
その他の細かい記録は、ただのノイズとして手帳に残っています。
それってすごくもったいないですよね?(2回目)
ライフログを続けたい人へ
ということで本題です。
挫折した私から、ライフログを続けたい人へのコツを紹介したいと思います。
何のためにライフログをつけるのか明確にする
目的を明確にした上で、自分が何の情報を欲しいのか考えてみることです。
ライフログは大まかに分けて下記の3つの分類があり、どれが一番重視しているかを考えます。
- 事実
- 感情
- 評価・改善
1.事実
- 自分がやったこと(タスク・スケジュール)
- その日に起きたこと
- 天気
- 体重
その日に起きた事実を、自分の感情や思い出を乗せず、淡々と記録します。
2.感情
その日に感じたこと、思い出を振り返ります。いわゆる日記です。
3.評価・改善
事実や感情を振り返った上で、これからどうするかを考えていきます。
3種類の中で、自分はどこまで欲しているのか?
この3つの中で、自分がどこまで求めているかを考えます。
私はその日行ったタスクという名の事実だけを欲する人間でした。
逆に日記はまったく振り返らない人間=記録しても意味がないことが、記録を取ることで発見しました。
このように何度か試してみて、自分に最適化したライフログを構築して行くことです。
「自分のする情報を最低限記録する」気持ちでやっていかないと、とてもじゃないけど続きません。
ほかの人の細かい・綺麗なライフログと比べなくていいのです。
自分の欲しい情報だけ、的確に記録して行きましょう。
余談
現在のライフログはMastodonで壁打ち+notestockで行っています。
もし興味がある方がいましたら、下記記事を読んでいただけると幸いです!