おひとり様サーバーは結局Mastodon・Calckeyどっちがいいのさ?

2023年10月現在、私はFirefish(旧Calckey)のひとり鯖を4か月運営・HostdonでMastodonひとり鯖を立てて遊んでいます。

ひとり鯖で活動して気づいたこと・所感をまとめておきますので、ひとり鯖を立てる際の参考にしていただけると幸いです。

<注意>
Misskeyについてはインストールしたことないため、詳細は不明です。また後述の事情により今後も立てる予定もありません。

目次

結論

Mastodonが向いてる人

  • テキストが主体であり、絵文字リアクションをあまり使わない人
  • サーバー管理費をできるだけ少なくしたい
  • 投稿機能だけで十分
  • 自分の投稿をMastodon内で検索したい

Firefishが向いてる人

  • リアクションを重視
  • チャンネルやページなど、さまざまな機能を使いたい
  • 情報が少なくても自分で設置できる・情報収集ができる
  • 初期設定なしでもサーバーに届いた投稿を検索したい

サーバーを立ててみての比較所感

設置の難易度

Firefishの方が設置が簡単です。

Firefishには開発側が用意したスクリプトがあり、それを入力するだけでサーバーを立てることができます。

上記のスクリプトの説明が古くなっているため、関連記事も併せて記載しておきます。

一方、Mastodonは個別に必要な環境を手動でインストールする必要があります。

下記のページに書かれているコマンドをひたすら入力する必要があります。

Installing from source – Mastodon documentation

NginxやLet’s Encryptの設定に手間がかかるかもしれませんが、下記のブログ記事に従えば大体はうまくいくでしょう。

日本のサーバー会社の場合、インストール補助スクリプトが提供されているため、多少は楽になりますが、それでも1日から1週間程度の時間を要する覚悟が必要です。

ブログ記事の多さ

Mastodonの方が圧倒的に多いです。

Firefish自体が最近できたものなので、情報がほとんどありません。

(Misskeyと重複する部分もあるため、内容次第ではうまくいく可能性あり)

必要なサーバースペック

Mastodonの方が必要なスペックが高くなり、サーバー料金も1,700~3,500円/月必要になります。

Firefishは2GBのプランで運用できますが、Mastodonは4GBないと厳しい状況になっています。

(一部のサーバーで提供されているインストール補助スクリプトを使えばRAM2GBでいけますが、検索機能を追加する場合には4GBは必要です)

投稿

Mastodonの方が機能が少なく、シンプルです。

X(旧Twitter)程度の投稿機能で十分な場合は、Mastodonで満足できる可能性が高いです。

一方、Firefishはカスタム絵文字がメインで、投稿やリアクションにはこれが必要不可欠です。

全文検索機能(別途設定必要あり)

検索したい対象が「自分の投稿」なのか「フォローしている人の投稿」なのか、または「別途検索エンジンをインストール」するのかによって異なります。

Mastodonの場合

ElasticSearchと日本語設定ファイル(kuromojiまたはSudachi)が必要です。

Mastodonでは上記の検索エンジンと設定ファイルをインストール・設定しないと検索することができません。

検索範囲は「自分の投稿」と「Indexable(検索に引っかかるオプション)を設定してあるアカウント」になります。

自分の投稿を検索する場合は、「from:ユーザー名 検索したい言葉」にすると検索できます。

Firefishの場合

Firefishは検索エンジンをインストールしなくても、「最低限の検索」はできます。

ただし、検索範囲について注意が必要で、「過去に自分のアカウントが取得した投稿」しか現状はできません。

自分のアカウント以外の投稿も検索範囲に含まれているため、自分のアカウントのみを検索することができません。

(ついでに日付指定などもできません)

これを解決するには、Mastodonと同様に検索エンジン「MeiliSearch」をインストールする必要があります。

ただし、インストールによってスペックやメンテナンスコストが増えるため、入れる際は慎重に。

結局どうすればいいのか

  1. Hostdon(ElasticSearch付き)を利用する
  2. Firefishでサーバーを立てる
  3. Mastodonでサーバーを立てる

この順番で私はおススメしたいです。

Hostdon(東京リージョン)+ElasticSearchでも1,000円/月行かないのと、メンテナンスコストがかからないのが大きな理由です。

FirefishやMisskeyを利用したい場合を除けば、この方法が最適解になると思います。

次点でFirefishです。

Mastodonと比べてインストールやアップデートメンテナンスコストが圧倒的に低いことがメリット。

(ただし、バグもたくさんある点には注意)

余談:なぜMisskeyを入れなかったのか?

Mastodon並~それ以上にスペックが要求されるのと、開発陣の破壊的仕様変更が多すぎるから。

破壊的仕様変更が多すぎて、アプリ開発陣が撤退しているところを何度か見ているので、Misskeyはリスキーと判断しています。

最後に

ひとり鯖と言っても、目的や用途によって選ぶサービスが変わってきます。

自分のやりたいことに合わせて、サーバーにインストールして楽しい分散型SNSライフにしましょうね!

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