Xserver VPS&Mastodonのセキュリティメモ

Mastodonのセキュリティが大方できたので、また雑にメモを置いておきます。ちなみに、設置までの記録は下記の記事にありますので、先にこちらを読んでいただけると幸いです。

目次

設置環境(おさらい)

  • VPS:Xserver VPS 2GB
  • ドメイン:ムームードメイン

ドメインとVPSの間にCloudFlare(無料版)を設置しました。

やったセキュリティ

  • 管理者ユーザー作成、rootをふさぐ
  • FWの導入
  • ポートをふさぐ
  • パスワードログインではなく公開鍵・秘密鍵で行う
  • fail2banの導入
  • CloudFlareでサーバーへのadminアクセスできるIPを制限
  • アカウントログインのトラフィック制限を厳しくする

大雑把な流れ

  1. rootでTera Teamログイン
  2. 一般ユーザーを作成・管理者権限を付与
  3. 一般ユーザーに公開鍵・秘密鍵の設定をする
  4. sshd_configをいじってroot権限・パスワードログインをOFFにする
  5. FWをインストールする
  6. SSHのポートを変更する
  7. fail2banの導入
  8. Mastodonで管理者アカウントを作成

手こずったところのメモ

ミスった原因・前提

  • Xserver VPSで公開鍵を作成した状態で作成した
  • sshd_configのコメント部分を消し忘れた
  • Masotodonアカウントをネット上で作った(一般ユーザー)

手順・失敗メモたち

Xserver VPSでUbuntu&Mastodonインストール時に鍵を作ってしまった

インストール時に鍵を作ると自動で「パスワードログインが無効・鍵ログイン」になります。そのため、インストール時に鍵を作った人は、ユーザー作成後にログインできないことがあります。その状態でrootを閉じると最悪詰むため、先に公開鍵を登録しておくこと。(私のやり方だとWinSCPを使用)

  • Xserver VPSで公開鍵を取得(メニューのSSH Key>公開鍵をクリック>出てきた文字列をコピー)
  • WinSCPでrootログイン
  • WinSCPの設定で隠しフォルダーを表示(設定>パネル>隠しファイルの表示)
  • 作成したユーザー名のディレクトリに行く(home/ユーザー/.ssh)
  • authorized_keysファイルの作成、拡張子はなくてOK
  • ダブルクリックでファイルを開き、1で取得した公開鍵をペースト・保存、Tera Teamでパーミッション変更を行う
  • Tera Teamで秘密鍵を使って作成したユーザーでログイン

これらを行った上でroot権限をふさげばOK。

sshd_configのコメント

ポート開放などで苦戦。初歩的なミスです、本当にありがとうございました。Xserver VPSの設定画面で「ポートを全部解放」してから、FWで不必要なポートをふさぎます。

Mastodonのアカウント作成

インストール時にアカウント作成できるけどしなかった&サイトでMastodonアカウントを作成したせいで一般ユーザーに。そのため、アカウントが一般ユーザーになってしまい、管理者パネルに行けなくなる問題が発生しました。

さくらサーバーのマニュアルに載ってたコマンドを改良したことで解決。

sudo -u mastodon -i
cd live
RAILS_ENV=production bin/tootctl accounts modify --role Admin (ユーザー名)

参考サイト

2023/05/07 追記

Xserver VPS をやめて Contabo で再度おひとりさまサーバーを立てました。

日本のVPSサーバーよりも格安かつハイスペックで借りられるので、気になる方はこちらもどうぞ!

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